飲食店の割り箸・カトラリー選び|種類・コスト・環境配慮のバランスを解説
飲食店で毎日使う割り箸やカトラリーは、小さなアイテムながらコストとお店の印象に大きく影響します。「安ければ何でもいい」と考えがちですが、素材や品質の違いを理解して選ぶことで、お客様の満足度アップとコスト最適化の両立が可能です。
この記事では、飲食店で使われる割り箸・スプーン・フォークなどの種類と選び方を解説します。
割り箸の主な種類と特徴
割り箸にはいくつかの素材と形状があり、それぞれ用途や客単価に応じた使い分けが効果的です。
白樺(しらかば)箸
もっとも一般的で安価な割り箸です。大衆食堂やラーメン店、居酒屋など回転率の高い業態に向いています。見た目はシンプルですが、コストパフォーマンスは抜群です。
杉・檜(ひのき)の高級箸
木の香りが楽しめ、料亭や寿司店など高単価の業態に適しています。「天削(てんそげ)」と呼ばれる先端を斜めに削った形状は、高級感を演出できます。
竹箸
竹は成長が早いため環境負荷が低く、強度も高いのが特徴です。中華料理店やアジア料理店で好まれるほか、環境配慮をアピールしたいお店にもおすすめです。
紙個包装 vs 裸箸
衛生面を重視するならフィルムや紙で個包装されたタイプが安心です。テイクアウト用には個包装が必須ですが、店内用であれば箸立てに裸箸を入れる方式でコストを抑えることもできます。
スプーン・フォーク・ストローの選び方
テイクアウトやカフェ業態では、スプーンやフォーク、ストローも欠かせません。
プラスチック製(PS・PP)
コストが最も安く、強度も十分です。ただし、2022年のプラスチック資源循環促進法の施行以降、使い捨てプラスチック製品の削減が求められています。提供方法の工夫(声かけ制・必要な方のみ)が重要です。
木製・竹製
ナチュラルな見た目で、カフェやオーガニック系の業態と相性が良い素材です。プラスチック製より単価は高めですが、環境意識の高いお客様への訴求力があります。
PLA(バイオマスプラスチック)素材
トウモロコシ由来の素材で、見た目はプラスチックに近いものの生分解性があります。紙ストローに抵抗のあるお客様向けの中間的な選択肢として人気が出てきています。
紙ストロー
環境配慮のシンボル的な存在ですが、長時間使用するとふやけるのがデメリットです。スムージーなど粘度の高いドリンクには不向きなので、メニューとの相性を確認しましょう。
コスト比較の考え方
割り箸やカトラリーのコストは、1膳(1本)あたり1〜10円程度と幅があります。たとえば1日100食提供するお店なら、1本あたり2円の差でも月間で約6,000円の違いになります。
ただし、「安さ」だけで選ぶのは禁物です。すぐ割れる割り箸や、先端が丸くて食べにくいスプーンはお客様のストレスになり、口コミ評価にも影響します。コストと品質のバランスを見極めることが大切です。
環境配慮は「できる範囲」から始める
脱プラスチックの流れは飲食業界にも広がっていますが、すべてを一度に切り替える必要はありません。まずは「テイクアウト用のストローだけ紙製にする」「割り箸は竹素材にする」など、取り組みやすいところから始めるのが現実的です。
環境配慮の取り組みは、SNSでの発信や店頭POPでアピールすれば、お店のブランディングにもつながります。
まとめ
割り箸やカトラリーの選定は、飲食店の業態・客単価・環境方針に応じて最適解が変わります。毎日大量に使うものだからこそ、最初の選定で妥協しないことが長期的なコスト削減と顧客満足の両立につながります。
割り箸・カトラリーのまとめ仕入れは日本ユーア東海へ
株式会社日本ユーア東海では、割り箸・スプーン・フォーク・ストローなど、飲食店に必要なカトラリーを幅広く取り扱っています。名古屋エリアの飲食店に、業態に合った最適なアイテムをご提案いたします。