飲食店の消耗品コストを月3万円下げる7つの方法|仕入れ見直しで利益改善
飲食店の経営で見落とされがちなのが、消耗品のランニングコストです。ラップ、手袋、ゴミ袋、洗剤、ナプキン、テイクアウト容器…。1つひとつは少額でも、積み重なると月に10万円以上になることも珍しくありません。
この記事では、飲食店の消耗品コストを月3万円削減するための具体的な方法を7つ紹介します。
1. 家庭用から業務用に切り替える
ラップ、アルミホイル、洗剤、ゴミ袋などを家庭用のままで使い続けているお店は多いです。しかし業務用の方が1回あたりの単価が大幅に安く、切り替えるだけで月に数千円の差が出ます。
たとえばラップフィルムは、家庭用30cm×50mが約250円に対し、業務用30cm×100mは約400円程度。長さあたりの単価は業務用が約40%安くなります。
2. まとめ買い(ケース単位発注)を徹底する
消耗品を1個ずつドラッグストアやホームセンターで買い足すのは、もっとも割高な買い方です。業務用の卸売業者からケース単位(箱単位)でまとめ買いすれば、1個あたりの単価が10〜30%下がるのが一般的です。
特に使い捨て手袋、ゴミ袋、紙ナプキン、おしぼりなど、毎月確実に消費するアイテムは、3ヶ月分程度をまとめて発注するのが効果的です。
3. 適正サイズ・適正スペックを選ぶ
「とりあえず一番大きいサイズ」「一番丈夫なもの」を選んでいませんか。必要以上のスペックはコストの無駄です。
- ゴミ袋:トイレには20Lの薄手で十分なのに、90Lの厚手を使っていないか
- 手袋:盛り付けにはポリエチレンで良いのに、全作業でニトリルを使っていないか
- ラップ:一時的なカバーには安価なPEラップで十分なのに、高機能なPVDCラップを使っていないか
用途に合ったサイズと品質を選ぶだけで、オーバースペック分のコストを削減できます。
4. 消費量を「見える化」する
月にどのアイテムをどれだけ使っているか把握していますか。消費量を把握していないと、無駄遣いに気づけません。
簡単な方法として、ストック棚に「開封日」を書いたメモを貼るだけでも効果があります。「ラップが1週間で1本なくなる」といった消費ペースが見えれば、使いすぎの部分を特定できます。
5. 使い方のルールを統一する
スタッフによって使い方が異なると、消耗品の消費量にバラつきが出ます。
- ラップの巻き方(二重巻きは不要なケースが多い)
- 洗剤の希釈倍率(目分量ではなく計量カップで)
- ペーパータオルの使用枚数(「1回2枚まで」などのルール化)
マニュアルを作るほどではなくても、「こうやって使おう」という共通ルールがあるだけで無駄が減ります。
6. 仕入先を見直す・比較する
開業時に決めた仕入先をそのまま使い続けていると、市場価格より高い単価で買い続けている場合があります。年に1回は他の業者と価格を比較してみましょう。
特に、地元の業務用資材卸売業者は、大手ECサイトより安い価格でまとめ売りしていたり、配送料が無料だったりするケースがあります。
7. ワンストップ仕入れで送料と手間を減らす
消耗品を複数の業者から少量ずつ発注していると、送料が何重にもかかります。また、発注先が多いほど注文の手間と管理コストも増えます。
できるだけ1つの仕入先にまとめることで、送料の削減と発注業務の効率化が同時に実現できます。
月3万円削減のシミュレーション
以下は、10〜20席規模の飲食店での削減イメージです。
| 改善項目 | 月間削減額の目安 |
|———|—————|
| 家庭用→業務用への切り替え | 約5,000〜8,000円 |
| まとめ買い割引 | 約5,000〜10,000円 |
| 適正サイズへの見直し | 約3,000〜5,000円 |
| 使い方ルール統一 | 約3,000〜5,000円 |
| 仕入先見直し・送料削減 | 約2,000〜5,000円 |
合計すると、月3万円前後のコスト削減は十分に現実的な数字です。年間にすると36万円。1年間の削減額だけで、新しい設備投資やメニュー開発の費用に充てることもできます。
まとめ
飲食店の消耗品コスト削減は、一つひとつは小さな改善でも、組み合わせることで大きな効果を生みます。「安くする」だけでなく「適正に使う」という視点が大切です。
飲食店の消耗品コスト見直しは日本ユーア東海にご相談ください
株式会社日本ユーア東海は、名古屋市を拠点に飲食店向けの消耗品・備品を幅広く取り扱う専門商社です。現在の仕入れ内容をお聞かせいただければ、コスト削減のご提案も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。