飲食店の業務用洗剤ガイド|食器用・厨房用・除菌用の種類と正しい使い分け
飲食店の衛生管理に欠かせない業務用洗剤。食器洗いだけでなく、厨房機器の清掃、床の洗浄、除菌まで、用途に応じた洗剤を正しく使い分けることが重要です。
「どれを選べばいいか分からない」「家庭用洗剤をそのまま使っている」という方は、この記事を参考に見直してみてください。
飲食店で使う洗剤の4つのカテゴリー
業務用洗剤は大きく4種類に分けられます。それぞれの役割を理解して、適切に使い分けましょう。
### 1. 食器用洗剤(中性洗剤)
お皿やグラス、調理器具の洗浄に使う基本の洗剤です。業務用は家庭用と比べて濃縮タイプが多く、希釈して使うためコストパフォーマンスに優れています。
選ぶポイントは泡切れの良さです。泡切れが悪いとすすぎに時間がかかり、水道代と人件費が余分にかかります。また、手荒れしにくい低刺激タイプを選ぶと、スタッフの負担を減らせます。
### 2. 厨房用洗剤(アルカリ性洗剤)
換気扇、グリル、フライヤー周りの油汚れに使う強力な洗剤です。中性洗剤では落ちない頑固な油汚れに対して高い洗浄力を発揮します。
ただし、アルカリ性が強いものは素手で触ると肌を傷めます。使用時はゴム手袋を着用し、アルミ製の調理器具には使わないなど、素材との相性も確認しましょう。
### 3. 漂白剤(塩素系・酸素系)
まな板やふきんの漂白・除菌に使います。塩素系は強力な殺菌力がありますが、金属への腐食やにおいが気になる場合は酸素系が便利です。
保健所の衛生検査では、まな板やふきんの殺菌方法を確認されることがあります。漂白剤を使った定期的な殺菌を習慣化しておくと安心です。
### 4. 除菌・消毒用アルコール
調理台やドアノブ、メニュー表などの表面除菌に使います。食品にかかっても安全な「食品添加物規格」のアルコール製剤を選ぶのがポイントです。
スプレータイプは手軽に使えますが、広い範囲を拭く場合は詰め替え用の大容量タイプの方がコストを抑えられます。
業務用洗剤を選ぶ3つの基準
希釈倍率でコストを比較する
業務用洗剤は「原液のまま使うタイプ」と「水で薄めて使う希釈タイプ」があります。価格を比較するときは、1回あたりの使用コスト(希釈後の単価)で計算しましょう。希釈タイプの方が見かけの単価は高くても、実際のランニングコストは安いケースが多いです。
保健所の基準を満たしているか
飲食店営業では、食品衛生法に基づく衛生管理が求められます。特に除菌・殺菌に関わる製品は「食品添加物」として認可されたものを使用すると、保健所対応もスムーズです。
スタッフが正しく使えるか
高機能な洗剤でも、使い方を間違えると効果が出ません。希釈倍率や使用方法が分かりやすい製品を選び、厨房にマニュアルを掲示しておくことをおすすめします。
よくある失敗と対策
「家庭用洗剤を業務用として使い続けている」というケースは実はかなり多いです。家庭用でも洗えないことはありませんが、消費量が多い飲食店では割高になりがちです。業務用の希釈タイプに切り替えるだけで、月に数千円のコスト削減が見込めます。
また、「何種類も洗剤を揃えすぎて管理が大変」というパターンもあります。最低限必要な4カテゴリーを押さえたうえで、厨房の規模に合った品数に絞るのが効率的です。
まとめ
飲食店の洗剤選びは、洗浄力・コスト・安全性のバランスが大切です。業務用の希釈タイプを正しく使い分けることで、衛生レベルの維持とコスト削減を両立できます。
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