飲食店の使い捨て手袋の選び方|ニトリル・ポリエチレン・ラテックスの違いと使い分け
飲食店の調理現場で使い捨て手袋は必須アイテムです。食品衛生法の改正により、HACCPに沿った衛生管理が義務化されて以降、手袋の使用はより一層重視されるようになりました。
しかし、手袋にはいくつかの素材があり、用途によって最適なものが異なります。この記事では、飲食店でよく使われる3種類の使い捨て手袋を比較し、正しい選び方を解説します。
使い捨て手袋の3つの素材
### ニトリル手袋
合成ゴム素材でできた手袋です。フィット感が良く、強度が高いのが最大の特徴で、油にも強いため調理全般に適しています。ラテックスアレルギーの心配がなく、近年もっとも普及している素材です。
色付き(青・黒など)の製品が多いのも利点で、万が一手袋の破片が食品に混入した場合に発見しやすくなります。衛生管理の観点から、食品製造の現場では青色のニトリル手袋が定番になっています。
単価はポリエチレンより高めですが、破れにくいため交換頻度が低く、トータルコストでは大きな差にならないケースも多いです。
### ポリエチレン手袋(ポリ手袋)
もっとも安価で、簡単な盛り付けや食品の仕分けなど、短時間の作業に向いています。着脱が簡単なので、頻繁に手袋を替える必要があるパン屋やデリカテッセンで重宝されています。
ただし、フィット感が低く細かい作業には不向きです。また強度が低いため、包丁を使う作業や油分の多い食材には適しません。
### ラテックス手袋(天然ゴム)
フィット感と弾力性に優れ、繊細な作業に適しています。ただし、天然ゴム由来のラテックスアレルギーを引き起こすリスクがあるため、スタッフ全員が使う場面では注意が必要です。お客様への提供食品を扱う現場では、ニトリルへの切り替えが進んでいます。
用途別のおすすめ使い分け
素材選びに迷ったら、以下の使い分けを参考にしてください。
調理作業(包丁・加熱調理)→ ニトリル手袋
強度とフィット感が求められるため、ニトリルが最適です。油ハネが多い揚げ物の場合は、粉なしタイプを選ぶと衛生面も安心です。
盛り付け・パック詰め → ポリエチレン手袋
短時間でサッと着脱できるため、効率重視の作業に向いています。コストが安いので、1回ごとに使い捨てても負担になりにくいのがメリットです。
清掃・洗い物 → ニトリル手袋(厚手)またはゴム手袋
洗剤や漂白剤を使う場面では、耐薬品性のある厚手タイプを選びましょう。使い捨てではなく、繰り返し使えるゴム手袋でもOKです。
サイズ選びのポイント
手袋のサイズが合っていないと、作業効率が下がるだけでなく衛生リスクも高まります。大きすぎると手袋がずれて食品に触れる面積が増え、小さすぎると破れやすくなります。
S・M・Lの3サイズ展開が一般的ですが、スタッフの手の大きさはさまざまです。開業前に複数サイズを試して、スタッフ全員が自分に合ったサイズを使えるように準備しておきましょう。
コスト管理のコツ
使い捨て手袋の月間使用量は、10〜20人席の小規模店でも月に500〜1,000枚に達することがあります。
コストを抑えるには、まとめ買い(ケース単位での購入)が基本です。100枚入りの箱を1つずつ買うよりも、10箱・20箱セットで発注した方が1枚あたりの単価が大幅に下がります。
まとめ
使い捨て手袋は「素材×用途×サイズ」の3点を押さえて選ぶのがコツです。ニトリルを基本にしつつ、盛り付け作業にはポリエチレンを使うなど、場面ごとに使い分けることでコストと衛生の両立ができます。
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